豊かなシニアライフには「お金」「パートナーとの暮らし」「安心」が欠かせません。デジタル遺品整理と生前整理・遺品整理海洋散骨サービスをご提案するデジタルリメインズ山口は、家族や職場、地域とのつながりから感動体験を創りスムーズな終活を実現のお手伝いをします。限られた時間を有意義に過ごすお手伝い。

デジタル遺品とは

デジタル遺品とは、故人が保有・管理していたデータのことを指します。主にパソコンやスマホなどの端末に保存された

・写真、動画、音声、インターネットの閲覧履歴、ダウンロード済みのアプリ、さらにはSNSアカウントやサブスクリプション、

・ネットバンクの口座、電子マネー、仮想通貨、スマホ等の契約状況など

が該当します。本サイトでは大きく、下記３つをデジタル遺品として遺族と共有管理保全することを目的とします。

デジタル遺品は、電磁的に記録されたデータだけでなく、デジタル機器やオンラインアカウントなども含まれます。電磁的に記録されたものの扱いについて、以下の注意点をピックアップしました。家族との共有のページはこちら

消費生活センターには、デジタル遺品に関する多くの相談が寄せられています。例えば、遺族が故人の契約内容を確認したり、解約手続きを行おうとした際に、IDやパスワードの手がかりがないために困難を極めるケースが多く見受けられます。このような状況は、遺族にとって精神的な負担となるだけでなく、経済的な損失をも引き起こす可能性があります。

1.電磁記録データ

2.デジタル機器

3.オンラインアカウント

デジタル遺品は、銀行口座など相続を行うため速やかに把握する必要があり、簡単なアクセスで遺族が適切にアプローチできるよう整理しておくことが基本です。

生前の対策として、項目ごとに分類してエンディングノートにまとめて整理しておくことと良いでしょう。ただし、慎重な取り扱いが求められるパスワードは、必要に応じて印刷してファイルに保存することも考えておきます。

IDやパスワードはきちんとテキスト化（画像）して共有、重要なデータとしてわかりやすく保存して引き継げるよう配慮が必要。エンディングノートの考え方からいえば、デジタル遺品にアプローチするプロセスをわかりやすく解説して手順書（マニュアル化）にしておくことも、残った家族に負担をかけない１つの方法と言えます。家族との共有のページはこちら

終活で必須の３つの行動とは～どこに何があるかわからないを回避するために

1.コンパクトライフ（モノの整理）

終活における不要なものの整理方法として、まずはカテゴリーごとに分けることをお勧めします。衣類、書類、家具、思い出の品などに分類し、それぞれのカテゴリーで不要なものを選別します。

次に、感情的な価値を考慮し、思い出の品は写真に残すなどして物理的なスペースを減らします。

最後に、リサイクルや寄付を活用し、まだ使えるものは他の人に役立ててもらうようにします。これにより、心身ともに軽やかに終活を進めることができます。

2.エンディングノート（財産目録・記録・行動手引書）

エンディングノートに見える化すべき事柄として、以下の項目を追加することをお勧めします：

医療・介護の希望：延命治療や介護施設の選択など、医療・介護に関する希望を明確に記載します。
葬儀の希望：葬儀の形式や場所、参列者のリストなど、具体的な希望を記載します。
連絡先リスト：親族や友人、重要な連絡先をリスト化し、緊急時にすぐに連絡できるようにします。
ペットの世話：ペットがいる場合、その世話や引き取り先についての情報を記載します。
日常生活の情報：銀行口座や保険、契約しているサービスなど、日常生活に関わる情報を整理します。

これらの項目を見える化することで、遺族がスムーズに対応できるようになります。

3.デジタルエンディングノート（契約・パスワード・手順解説）

デジタルエンディングノートに見える化しておくべき項目として、以下のものを追加することをお勧めします。

オンラインサブスクリプション：契約しているストリーミングサービス、クラウドストレージ、ニュースサイトなどの情報を記載します。
ソーシャルメディアアカウント：Facebook、Twitter、Instagramなどのアカウント情報と、それらの処理方法（削除、メモリアル化など）を記載します。
デジタル資産：ビットコインやその他の暗号通貨のウォレット情報、オンラインバンキングの詳細を含めます。
重要なメールアカウント：主要なメールアカウントのログイン情報と、重要な連絡先やメールの保存方法を記載します。
デジタルライブラリ：電子書籍、音楽、映画などのデジタルコンテンツの購入履歴やアクセス方法を記載します。

これらの項目を見える化することで、遺族がデジタル遺品を適切に管理できるようになります

手元の手書きエンディングノートも併用することでリスク回避効果は高くなる

パスワードがわからない

パソコンもスマホもパスワードなどの認証機能があります。パスワードがあれば無駄に多くの時間を要することも少なくなります。

サブスクサービスの支払いが続く

個人によってはネット上のサービスやサプリメント購入などさまざまなサブスクサービスを利用しています。

スマホのデータが初期化された

スマホの種類によっては、パスワードの入力を一定回数誤るとロックされたり、データが初期化される場合もあります。

データ記録の相続財産が把握できない

信頼できるデジタル遺品管理アプリを使っていてもすべて記録されているとは限りません。金銭やパスワードなどは手元で管理するエンディングノートも必要です。

自分所有のパソコンは遺族が開ける準備を

故人のパソコンが開けない

デジタル遺品に関する相談件数は増加傾向にありますが、具体的な統計データは見つかりませんでした。しかし、故人のパソコンの暗証番号がわからない場合の対応策については、いくつかの方法があります。

対応策

パスワードのメモを探す:
- 故人が生前にパスワードをメモしていた可能性があります。手帳やエンディングノート、パソコン周辺に貼られた付箋などを確認してみましょう。
パソコンメーカーに問い合わせる:
- パソコンメーカーに問い合わせることで、パスワードの初期化や再設定が可能な場合があります。
デジタル遺品サポート業者に依頼する:
- 専門の業者に依頼すれば、費用はかかりますが、確実にパスワードの解除や必要なデータの取り出しを行ってくれます。
パソコンを初期化する:
- データが必要でない場合には、パソコンを初期化して使用することもできます。
パスワード解析ソフトを使用する:
- パスワード解析ソフトを使用して、パスワードを解除する方法もありますが、これは推奨されない場合もあります。

デジタル遺品の扱いは慎重に行う必要がありますので、専門家に相談することをおすすめします。

デジタル遺品でスマホやパソコンのパスワードをメモしておらず、家族が開けない場合の想定シーンを以下に挙げます。

1. 重要な連絡先がわからない

概要: 家族や友人の連絡先がスマホやパソコンに保存されているため、連絡が取れない。

2. 遺産相続の手続きが進まない

概要: 遺産相続に必要な書類や情報がデジタルデバイスに保存されているため、手続きが進まない。

3. オンラインバンキングのアクセスができない

概要: 銀行口座の情報やパスワードがデジタルデバイスに保存されているため、オンラインバンキングにアクセスできない。

4. サブスクリプションの解約ができない

概要: 各種サブスクリプションサービスのアカウント情報がデジタルデバイスに保存されているため、解約手続きができない。

5. 写真や動画の思い出が見られない

概要: 家族の写真や動画がデジタルデバイスに保存されているため、思い出を見られない。

6. 重要なメールが確認できない

概要: 重要なメールがデジタルデバイスに保存されているため、確認できない。

7. ソーシャルメディアアカウントの管理ができない

概要: ソーシャルメディアアカウントのパスワードがわからないため、アカウントの管理や削除ができない。

8. 仕事のデータがアクセスできない

概要: 仕事に関連するデータやファイルがデジタルデバイスに保存されているため、アクセスできない。

9. 健康情報が確認できない

概要: 健康管理アプリや電子カルテの情報がデジタルデバイスに保存されているため、健康情報が確認できない。

10. デジタル資産の管理ができない

概要: 仮想通貨やデジタル証券などのデジタル資産の情報がデジタルデバイスに保存されているため、管理ができない。

これらのシーンを避けるためには、パスワードの管理方法を見直し、家族に重要な情報を共有することが重要です。

蓄積したデータの整理とネット上で契約したサービス情報の整理は必須

1.思い出に関わるデータの保存と閲覧方法の整理

2.銀行口座など個別契約案件に関わる情報整理

デジタル遺品に関する問題点と事前防止策について、写真データの保存とネット銀行口座の契約内容の2つの観点から説明します。

写真データの保存に関する問題点

データの消失: 故人のスマートフォンやパソコンのパスワードが分からないため、データにアクセスできず、重要な写真が消失するリスクがあります。

プライバシーの侵害: 故人のプライベートな写真が第三者に見られる可能性があり、プライバシーが侵害されることがあります。

データの流出: 故人のデバイスがハッキングされ、写真データが流出するリスクがあります。

写真データの保存に関する事前防止策

パスワードの共有: 信頼できる家族や友人とパスワードを共有しておくことが重要です。

エンディングノートの活用: エンディングノートに写真データの保存場所やアクセス方法を記載しておくと、遺族がスムーズに対応できます。

クラウドストレージの利用: 写真データをクラウドストレージに保存し、アクセス権限を設定しておくことで、データの消失や流出を防ぐことができます。

ネット銀行口座の契約内容に関する問題点

口座の存在が不明: 故人がネット銀行口座を持っていたことを遺族が知らず、相続手続きが遅れることがあります。

パスワードの紛失: ネット銀行のパスワードが分からず、口座にアクセスできないことがあります6。

相続手続きの煩雑さ: ネット銀行の相続手続きが複雑で、遺族が手続きを進めるのに時間がかかることがあります。

ネット銀行口座の契約内容に関する事前防止策

口座情報のリスト化: ネット銀行口座の情報をリスト化し、信頼できる家族に共有しておくことが重要です8。

エンディングノートの活用: エンディングノートにネット銀行口座の情報やパスワードを記載しておくと、遺族がスムーズに対応できます。

定期的な見直し: ネット銀行口座の情報を定期的に見直し、最新の情報を保持することが重要です。

これらの対策を講じることで、デジタル遺品に関するトラブルを未然に防ぐことができます。

デジタル遺品について（代表的なデジタル遺品と整理管理の対応）

以下のデジタル遺品は、故人のプライバシーや財産に関わる重要な情報を含んでいるため、適切に管理することが重要です。

写真や動画: 故人のスマートフォンやパソコンに保存された思い出の写真や動画。

SNSアカウント: Facebook、Instagram、Twitterなどのソーシャルメディアアカウント。

メールアカウント: GmailやYahoo!メールなどの電子メールアカウント。

ネット銀行口座: ネットバンキングの口座情報。

仮想通貨ウォレット: ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨ウォレット。

クラウドストレージ: Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージサービスに保存されたデータ。

サブスクリプションサービス: NetflixやSpotifyなどの定期購読サービス。

オンラインショッピングアカウント: Amazonや楽天などのオンラインショッピングサイトのアカウント。

デジタル著作物: ブログ記事や電子書籍などのデジタルコンテンツ。

パスワードの紛失: ネット銀行のパスワードが分からず、口座にアクセスできないことがあります。

相続手続きの煩雑さ: ネット銀行の相続手続きが複雑で、遺族が手続きを進めるのに時間がかかることがあります7。