タニタは、体組成計や健康関連製品のメーカーとして、健康経営に積極的に取り組んでいます。2008年から社員の健康づくりを推進し、家族にも活動量計を配布するなど、健康プログラムの対象を拡大しました。

2009年には「タニタ健康プログラム」を開始し、通信機能を持つ健康計測機器とインターネットを活用して、社員の健康状態を「見える化」するシステムを開発しました。このプログラムは、体組成計や歩数計を使用し、社員の健康データを定期的にチェックすることで、健康維持・増進を図っています。

また、タニタは健康経営優良法人として認定されており、健康経営の推進に努めています。社員の健康が企業の成長に寄与するという考えのもと、全社員を対象に健康プログラムを実施し、歩数イベントや個別指導プログラムなどを通じて、社員の健康意識を高めています。

これにより、社員の健康状態が改善され、医療費の削減や生産性の向上が実現されています。タニタの取り組みは、他の企業にも広がりを見せており、健康経営のモデルケースとして注目されています。